坂本龍馬、 和歌山参上!
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大河ドラマ「龍馬伝」が佳境に入り、ますます関心が高まる坂本龍馬。33年の短い生涯であったが、その活躍ぶりは周知の通りで、幕末に現れた巨星といえよう。そんな龍馬と和歌山の関わりを追った。 |
勝海舟とともに4日間和歌山に滞在した坂本龍馬
黒船が襲来したのは、1853年(嘉永6年)のこと。それ以降、紀州藩でも幕府の命に従って、海岸に台場(砲台)の建設を進めていた。10年後、幕府の軍艦奉行であった勝海舟は、防備の状況把握のために家臣とともに和歌山に入った。1863年(文久3年)4月3日のことである。
勝海舟が紀州藩家老・久野丹波守と友ヶ島砲台や海軍について話し合いを行った4月10日に、勝の塾生であった坂本龍馬が和歌山にやってきた。その後、勝の供をして和歌山の台場各地を視察する。
勝たちの宿所になった橋丁両替商清水平右衛門は、明治末期に龍馬たちの様子について述懐している。以下、『木国史談会雑誌』の「勝海舟先生と坂本龍馬の事ども」と題した清水平右衛門の一文より抜粋、解釈。
「私はまだ少年でしたが、海舟先生はまるで自分の子か甥っ子のように可愛がり、昔話や浮世話を聞かせてくれました。随従の士は、坂本龍馬、近藤長次郎、千谷(屋)寅之助、黒木何某、高松何某。
坂本さんは丈も高く筋骨も逞しく、先生の供をして海岸へ行くときは近藤さんと交代で先生の刀持ちをして馬廻りを離れずに歩き、駆け、帰ってからは畳の上に大の字になって吐息を『うっ』と吐かれるのをたびたび見ました。
ある日、先生の供をして和歌浦から帰ってきた坂本さんは、疲労のあまり無言で座敷に倒れていましたが、先生が湯殿から出るのを見るやいなや、裸になって風呂に入ったところ、『ピチピチバチン、ドスン、ザザー』という凄まじい音が響いたと同時に、『あっ、しまった!』と声がしました。皆で見に行くと、風呂桶の輪がはじけ、底が抜け、湯が流れ出るという大騒動。坂本さん当人は濡れ仏のように板の間に突っ立っているという体たらくに、皆は抱腹絶倒。この出来事を「坂本さんの湯殿の滑稽演劇」と名付けて言い伝え、来訪の客人に話しております」
宿の跡には「勝海舟寓居地」の碑が建てられている(和歌山市舟大工町。なお清水家の正確な位置は、これより約50m西)。
紀州藩vs坂本龍馬 軍配は龍馬に
それから4年後の1867年(慶応3年)4月、坂本龍馬率いる海援隊の「いろは丸」と紀州藩の船「明光丸」が鞆の浦(広島県)沖で衝突し、いろは丸が沈没した。龍馬たちは長崎で賠償の交渉にあたり、互いに航海日誌を提出して、衝突の原因と責任について激しい攻防戦が行われた。土佐藩参政の後藤象二郎も加わり、紀州藩と土佐藩の事件に発展。「万国公法」を持ち出した龍馬や、海援隊の経理を担当していた岩崎弥太郎らの根回しも功を奏し、紀州藩は賠償金7万両の支払いに同意した。ちなみに、現代の貨幣価値に換算すれば、約210億円に相当するという(就労賃金を元に算出)。
坂本龍馬は同年11月に近江屋で暗殺されたが、「いろは丸事件」で多額の出費を強いられた紀州藩が黒幕として関わったとの説もある。果たして真相はいかに…?
坂本龍馬の息吹を感じる旅、京都。
幕末のヒーロー坂本龍馬が活躍した京都を日帰りで旅をする、レット創刊5周年記念ツアー。京都や龍馬を熟知した案内人の話が直接聞けるので、単に観光地を回るだけでは味わえない1日となるだろう。
「龍馬ガイドと行く京都の幕末龍馬ツアー&京料理と舞妓あそび」
京都を1日たっぷり楽しむ特別企画。龍馬に扮したツアーの達人が、丁寧でおもしろい説明を交えながら龍馬ゆかりの地を巡る。京料理を味わいながら舞妓さんの舞を鑑賞、その後記念撮影ができるなど、普段できない貴重な体験も。添乗員が同行。
- 【出発日】
- 10月5日(火)・11日(祝)
- 【旅行代金】
- 1万2800円(小学生未満は無料) ※ただし、バス席・食事の供給はなし
- 【最少催行人員】
- 35人
- 【スケジュール】
- 市駅前雄橋(午前7時45分)→JR和歌山駅東口(8時)→木屋町二条・一の舟入→長州藩邸跡→幾松(桂小五郎寓居跡)→佐久間象山・大村益次郎遭難の地→高瀬川堰止→三条大橋(池田屋事件刃傷)→池田屋→酢屋・龍馬海援隊京都本部→霊山歴史館→昼食(舞妓あそび、記念撮影)→伏見・寺田屋→龍馬商店街→カッパキザクラ(伏見の名水試飲)→和歌山(午後7時頃)
- 【申し込み・問い合わせ】
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- TEL:073(431)7224
- 旅行企画・実施=近畿日本ツーリスト和歌山支店
- 和歌山市板屋町22 和歌山大同生命ビル2階
- (観光庁長官登録旅行業第20号)
- (営)午前9時15分~午後6時
- (休)土・日・祝日
- ※詳しい内容・旅行条件はパンフレットなどを ご確認ください
「坂本龍馬と長州藩の足跡を訪ねて」
京都の達人である山村純也さんと訪ねる、坂本龍馬ゆかりの地。山村さんが選んだスポットは、ぜひとも訪れたい場所ばかり。解説も楽しみで、京都における龍馬を知るまたとない機会だ。和歌山リビング新聞社スタッフ同行、ガイド・添乗員は京都から同行。
- 【出発日】
- 10月4日(月)
- 【旅行代金】
- 1万3000円
- 【最少催行人員】
- 30人
- 【スケジュール】
- JR和歌山駅東口(午前7時半)→西岸寺→竜馬通り商店街→長建寺→寺田屋→幾松(昼食)→長州藩邸跡と桂小五郎像→木戸孝允旧宅→武信稲荷神社→六角獄舎→JR和歌山駅東口(午後7時頃)
- 【申し込み・問い合わせ】
- TEL:0120-256-845
- 旅行企画・実施=アローズ JATA正会員
- 京都市中京区泉正寺町330京都リビングビル2階
- (京都府知事登録旅行業第2-560号)
- (営)午前10時~午後5時
- (休)土・日・祝日
- ※詳しい内容・旅行条件はパンフレットなどをご確認ください